思うこと
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ムムムのエエ感じかもしれない、でもまだなんといえない。
震災の復興について
阪神大震災のときはたしか復興に15年かかるといわれたけど、表面的な部分だけで言うと5年ほどで
落ち着いた記憶がある。
でもその中身はというと、あまりに急速に元に戻そうとし過ぎたんではないかと。
これはあくまで、衣食住のうち住に係わる私個人の身のまわりの話ですけども
震災後、住むところには本当に苦労した記憶があるのだけどそれも一時で、あっという間に被災圏外か
ら人と企業が入ってきて次々復旧していったように見えた。
住に係わる人と仕事っていうのは幅が広くって、復旧の勢いと相まってミニバブルかとも思われるよう
な景気感となって我も我もと先を急いで家建てたりいろんな形で投資的なことしてた。
でもそんなものは長く続くはずもなく、うまみを吸い尽くした地域からは圏外の人、企業はさっさとい
なくなって、残されたのは先見も将来の計画性も何もなく建てられた町並みだったりする。
見た目元に戻っているようで、中身は歪みだらけ。
そんなことを、民間だけでなく公的機関までやったしまった結果が今の阪神間だと思う私です。
復旧はゆっくりでも将来長く続くようなものであって、そこに生まれる利益は被災した人々が分け合うも
のであって、圏外の人はその補佐的なものでなくてはならないと思うのです。
まっとうな理由を笠に偽善の触手をのばしたらアカン